不動産屋選びのコツ 賃貸アパート・マンション探しにアドバイス

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不動産屋のタイプを理解しよう

自分の希望とする物件の条件や、聞いておきたい事などをまとめたら、実際に不動産屋で物件を探す事になります。しかし、不動産屋の扱っている情報が見えないうちは、どこに入ったらよいのか迷ってしまいます。そこで、不動産屋のタイプを知っておくと、利用しやすくなります。

不動産屋のタイプには、2通りあります。ひとつはターミナル型と呼ばれているタイプ、もうひとつは地域密着型です。ターミナル型とは、大きな駅などの前にある不動産屋を指しています。ターミナル型の特徴は、流通物件を中心に扱っており、その不動産屋だけが持っている物件といった隠し物件は殆どありません。情報量は多く、エリアも幅広いものとなっています。また、不動産屋の拠点は、ターミナル型と称されるように、駅前などの沿線上にあります。そして、接客をする従業員は、若い世代の人が5人から6人程度で行っているのが特徴です。営業スタイルにおいては、賃貸アパートやマンションを探しに来た客に対して、多くの物件を契約させたいという意識が高い為、少々強引な場合もありますが、広いエリアに対しての知識がしっかりしており、その客の勤務地や予定している家賃などから、条件に合った物件を探してくれたり、物件周辺の様子や施設などを教えてくれたりする、親切な面もあるのが、このタイプの特徴となっています。しかし、賃貸アパートやマンションの管理者である大家との面識は殆ど無く、物件についても、詳しい事を把握している事は少ないという事です。

地域密着型は、ターミナル型とは正反対の性質の不動産屋と言えるでしょう。地域密着型は、そう称されるように、その地域に根ざした物件情報を扱い、拠点を沿線の前に限ってはいません。また、不動産屋自身が収集した独自物件を中心に扱っており、広告などに載せていない隠し物件も持っているのが特徴です。そして、家族経営している場合が多いので、自ずと接客する従業員も、不動産屋を経営している家族である事が多いようです。地域に根ざしている為、その分、エリアも狭く、物件における知識意外に関しては、質問しても答えてくれない事が多いのが特徴とされています。しかし、物件は、賃貸アパートやマンションを管理している大家から直に依頼されたり、交渉したりして入手している情報なので、物件の状態には詳しい情報を得られるタイプの不動産屋となっています。